会場設定について

今回イチオンの演奏の会場として、大磯町の生涯学習館という場所を選びました。
これは、私達が表現しようとしているものが、現在のライブハウス、クラブなどの音響設備の整った場所で行うことに対して、少々窮屈なイメージを持ち始めたことから、このような発想を持ちました。
現在、音楽を通しての表現方法は相当多様化しています。
私達にとって、大音量で演奏をすることの意味、価値は次第に低くなってきました。
また、何の分野でもそうですが、既存のフォーマットに依存していると、その有難さや、メリット、デメリットというものがわからなくなります。
自分達の置かれている状況というものに対して麻痺します。
創作表現行為というものは、私達が考えているところでは、ひたすら内面に降りていく行為としてとらえています。
そのため、既存のシステムにおける、演奏表現行為において、それ以外の付随する雑多な点(決められた時間、共演者との演奏順序、ギャラ、使用料など)は、必要なのか?という疑問も出てきました。
そして、それならば、表現行為における原点というものはどこなのか?という問いかけを自分達にしてみた結果、まず演奏する場所の設定というところから始めました。
今回の場所の生涯学習館は、公共施設であり、会議室のような場所で、大磯町民のほか、町民以外でも利用することができます。
本当にただの会議室なので、もちろん大音量は出せませんが、床材のおかげか、反響音がすごくて、小音量でもかなりのボリュームを感じることができます。
音量に関しては、相対的な感覚だと感じているので、この施設のあるような静かな場所では、小音量でも十分に表現行為が可能なようです。
また壁や、床が白色ということもあってLEDの発色が良く思わぬメリットを感じました。
この施設で、観覧者を入れて演奏活動をしていく方針です。
現在は、テスト段階ですが、少なくとも今までの私達の疑問点に関して何点か回答を得ることができました。
音量に関しては、相対的な感覚だと感じているので、この施設のあるような静かな場所では、小音量でも十分に表現行為が可能なようです。
また壁や、床が白色ということもあってLEDの発色が良く思わぬメリットを感じました。
この施設で、観覧者を入れて演奏活動をしていく方針です。
現在は、テスト段階ですが、少なくとも今までの私達の疑問点に関して何点か回答を得ることができました。
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ICHION is the electric shamanic music band.