2022ベルギードイツツアー記 その7 ~Boom cafe でのライブ inブリュッセル/ベルギー編~
今回は 『Boom cafeでのライブ inブリュッセル/ベルギー編』をお送りします。

今回のツアー最後のライブは、ブリュッセルにある Boom Cafe という場所だった。
ここは、ムスクロンの La Faune の主催メンバーの ジュリアンから紹介してもらった。
カフェ営業が主体で、会場にはPAなどが全くないので、自分達で機材を持っていく必要があった。
そのため、ライブ当日までに レーベルオーナーのオラリーの自宅にあるスタジオで、あらかじめライブができそうな機材を選定してPAを組むというテストを行った。
幸運にもオラリーの家には、ひと通りの機材があったので、カフェライブぐらいであれば演奏できそうなセットを組むことができた。
ライブ会場がそれほど大きくないので パワードのモニタースピーカーにベースアンプをウーハー替わりに使えば何とかなるのではないかという予想を立てるしかなかった。
ライブ中のPAも自分でやる。
また電源ケーブルや、タップ、マイクケーブル、マイクスタンドなど何か一つなくてもライブができないので、準備には結構気を使った。

ライブ当日、オラリーの車に機材を載せて、ムスクロンからブリュッセルまでハイウエイで向かう。
いつもは電車での移動なので、ベルギーの高速道路が新鮮に感じた。
ちなみにガソリンはクソ高い。 日本の比ではない。 リッター300円くらいしてた。

ブリュッセルにある Boom Cafe に到着。
夕方くらいに出発して、会場に着くころにはもう夜。

この日の会場であるBoom Cafeは、NPOが運営するカフェで、女性の権利を守るための活動を支援したり、社会活動に貢献している場所だった。
月に何回かライブやイベントをしている。
この日の夕方まで普通にカフェのお客さんが飲食していたが、サウンドチェックをするころには、迷惑そうにお店を出ていった。うるさくてすみません…

↑ セッティングしてます。
この日のセッティングは、いつもの機材+PAも自分でせねばならないということで、いつにもましてハードだった。
以前にも自分達でPAを組んでライブしたことはあるのだが、今回は外国で、全く使い慣れていない機材で音を出すのが不安であった。
けっきょく、結果オーライという感じで、パワードのモニタースピーカーに ベースアンプのウーハーのおかげで、結構いい音が出てた。
また、今回の公演では LEDバーを、店内のお客さんを囲むように設置した。
これは、結界を張ると同時に 会場をボート(舟)に見立て、お客さんを乗せて、あちらの世界につれていくような演奏をするイメージのためだった。
この日は、Live Momentsという 前回ムスクロンでライブをしたときに 写真を撮ってくれた ピエールさんも来てくれて写真を撮っていただきました。
以下 Live Momentsの写真から




ライブをしながら見えたのだが、店の外の窓から、通行人が店内をガン見したり、立ち止まって見ている人達がけっこういた。
多分、LEDのバーが派手に光っていたから、いったい何をやっているのかと見に来ていたんだろうと思う。
多分、LEDのバーが派手に光っていたから、いったい何をやっているのかと見に来ていたんだろうと思う。



この日のライブは、さすがに最後とあって、自分達的には良い演奏ができたと思われる。
ライブ終演後に、お店のスタッフの方からスープを頂きました。とても優しいよね。
終演後に、久しぶりに会う方々とお話をする。
前回のベルギーのライブの時にお世話になった人達がたくさん来てくれた。
HIGHFeeLチームの トリン、この日の恩人ジュリアンに感謝を伝えた。
が写真を取り忘れた…。


↑ レーベルオーナー、オラリーとそのパートナーのマーティン
今回のツアーは、すべての会場がとてもユニークだった。
また来ているお客さんが暖かく自分達を受け入れてくれて演奏が本当にやりやすかったため、前回のツアー時に比べて演奏に集中することができたと思う。
今回のツアーでお世話になった方々に改めて感謝するとともに、見に来てくれたお客様に重ねてお礼を申し上げます。


↑ オラリー宅の猫たち。
次回、最後です。
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ICHION is the electric shamanic music band.