2022ベルギードイツツアー記 その6 ~ホームライブ in ムスクロン/ベルギー編~ 

ヨーロッパツアー レポート
皆様こんにちは、次第に春めいてきましたね。

今回は ツアー記その6『ホームライブ in ムスクロン/ベルギー編』をお送りします。


最初から読む →
 2022 ツアー記 その1 ~日本出発からベルリン着まで~  >>

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WP8でのライブ翌日、デュッセルドルフからベルギーのムスクロンまでは高速鉄道で移動した。

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電車のホームを確認します~

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朝早くからたくさんの人々が小走りで移動している。割と日本の駅の雰囲気に近いデュッセルドルフ駅。


早朝の格安高速列車を予約できた。

タリス (Thalys) という なかなか おしゃれ高速鉄道で、鉄オタなら結構好きな電車だと思います。

僕らは、デュッセルドルフからリエージュ(ベルギー)まで行き、そこからベルギーの鉄道に乗り換えてムスクロンまで、という、ちょっと面倒な交通手段となった。

直接ブリュッセルまで行けるのだが、リエージュ乗り換えの方が安いのだ。

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リエージュ駅 

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リエージュからブリュッセルを経由してムスクロンへ。


ブリュッセル駅を通過すると なんとなくホームに帰ってきた感じがした。

また、ベルギーの列車は、段差がキツイので電車の乗り降りが本当に地獄。

駅にはエスカレーターなんぞあまりないので、スーツケースの移動のために階段を何往復もすることになる。

たまに親切な人が荷物の上げ下げを手伝ってくれたりして本当に感謝した。


この日のライブ会場の街は、レーベルオーナーのオラリーの家がある街、ムスクロンだった。

ムスクロンでは、一度オラリーの家に寄ってから、体制を整えて会場へ移動した。



前回のベルギーでのライブ時に、ムスクロンのLA FAUNEという素敵な場所でライブを行った。


その会場はNPOで運営されていたのだが、施設の防火設備に問題があり現在使用が難しいらしい。

今回のライブは、そこのスタッフのピエールさんが僕たちのために会場を探してくれて、彼のDJの友人が自宅でライブができる環境にあるので、そこでライブができるように調整をしてくれた。

ピエールさん本当にどうもありがとう!

それで、今回のナイスな会場はDJのジョフレイさんの超素敵でおしゃれな家であった。

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例のごとくセッティングの鬼となる。


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DJパーティーもするというこのお宅には照明もあり かなりヤバい。

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LEDが緑なので照明も同色にしてもらった。

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音出しをしてみると、DJパーティーをするだけあって、とてもきれいな音で演奏できる。

ジョフレイさんはとても親切にしてくれた。


サウンドチェックの時に ”音が大きすぎないか?” と僕がきいたら

 ”多分大丈夫、隣の人が文句言ってきたらその時だ”

みたいな感じで、ある程度大きな音で演奏することを許してくれ、また色々必要な物を用意してくれたので大変助かった。



セッティングが終了して、ほぼ同時位にお客さんが集まり始めて、19時くらいからライブスタート。

その日のライブは1時間くらい演奏したが、すごく集中して聞いていただいた。

ステージというものはないので、広い部屋でお客さんが座って演奏を聴くスタイル。


ドイツ編とは違い、会場の雰囲気もあったのか室内演奏会といった具合で上品な演奏をした。

派手に演奏するというより、丁寧に音を紡いでいく感じ。

お客様の反応はよかったのではないかと思う。楽しんでいたけたと信じたい。


演奏終了後には時雨さん(ギター)の質問や、どうやって曲を作っているんだ? 音楽的なバックグラウンドを聞かれたりと興味や関心を抱いてくれた。

ライブ終了後は、そのままホームパーティーとなり、ジョフレイさんご家族がホストとなって、フードやドリンクを提供されて、なごやかに飲食をしながら歓談していた。

パーティーのあまりのお洒落さにくらくら眩暈がした。

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その時に、オラリーからサプライズ的にピエールさんを紹介された。

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ピエールさんは本当に良い人で、前回LA FAUNEに出演した時に、バーカウンターにいて、ムスクロンのビールをおごってくれた。

僕が、すごいうまいっす、というと とても嬉しそうにして、次回もここのビールを飲みに来い、って言ってくれて、その後、FB上でのメッセージのやりとりではいつも ”ビールが待っているよ” という可愛い返事をくれるようになった。


また今回のCD完成時に、ベルギーから日本に完成品を送る際、オラリーがピエールさんに頼んで、彼の職場の同僚の日本人が帰国するのでその方にCDの運搬を手伝ってもらえるよう頼んでくれて無事私達が入手することができた。(堀場さんどうもありがとうございました。)

それで今回出会った瞬間、再会の喜びがお互い半端なくて、パンデミックで本当にベルギーに来れるかどうかわからなったけど、再会できてうれしいと伝えた。

するとピエールさんがお土産になんとビールセットくれた。
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ベルギーのビールは、ワインのような凝ったグラスで飲むんだけれど、このプレゼントは感激しました。

優しすぎないか、ピエール。


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ジョフレイさんの奥さんと娘さん

娘さんも音楽をしているらしく、興味深く見ていただいたようです。

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ジョフレイさんご家族とレーベルオーナーオラリーと

奥様が作るパイ的な家庭料理がすごくおいしかったです!

それでジョフレイさんが壁にサインをしてほしいというご依頼をうけ、良いんですか?という感じでサインをした。

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こんな感じの壁の…

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ここです。


この日は、前日のデュッセルドルフでのライブから、移動とリハ、ライブという非常にハードな一日でパーティー終盤は完全に疲れ切って廃人のようになった。

ジョフレイさん、ピエールさん、見てくれたお客様、本当にどうもありがとうございました!


次回はBoom Cafe ブリュッセルでのライブ編です。





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