北極圏への旅 その1(準備編)

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北極圏への旅
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10月に新作をつくるべく北極圏へ旅しました。


前回は概略でつづりましたので、

今回からは日記的に振り返ってみたいと思います。


そもそもの今回の旅の発端は、

ベルギーツアーを終え、また京都でのイベントも終わり

なんとなく一区切りついたような感覚が自分達にありました。


それで、今後どのような方向で活動をしようかと

考えました。


今年は占星術的な星回りでは、ジュピターイヤーという

冒険、無理目な挑戦や海外などがキーワードの年でして、

ここは、無理してでもどこか遠くへ行くのが良いのではと

いう感じの話の運びになったような気がします。



それで、キラから「次にどこへ行きたいか?」

と問われ、なんとなく北欧が気になったのが始まりです。


全く何の理由もないのですが、北極・北の極みに行ってもいいんじゃない、

みたいな感じでした。


それで世界地図をみて、エイヤっって指さしたのが

ノールカップ岬という、ノルウエーの最北端にある岬でした。


でも、まあ北欧なんて飛行機代は高いし、物価も高いし、まあ無理だよねって

かなり否定的・非現実的な感じでした。


が、


ネットで、格安航空券で、ありえないくらい安い値段のものを

偶然見つけ、


「ナニコレ、行けるのか。」


という半信半疑の状態から、北極圏ツアーが一気に現実味をおびました。



また世界地図で指さした地点のことを調べていくうちに

サーミ族という先住民族の聖地であったことがわかりました。


同時に、サーミ族で調べると北海道の北方民族博物館で特別展を

同時期くらいに開催されているのを発見。

そして、近年、アイヌ民族とサーミ族の親交もあるとのことで

なんだか勝手に盛り上がりました。

これは行くしかないのでは、と相談の結果なりました。


現実的には、予算が相当限られていました。

北欧は、結構物価が高くて

それほど長く滞在できないことがわかりました。


ある方の助言により、サーミ族のことを学ぶには

フィンランドの方が行きやすいし、良い博物館もあるとのことを知りました。


結果、ノルウエーからフィンランドへ目的地を変更し

またサーミ族の博物館のあるイナリに行くことに決めました。


が、


地図をみると

フィンランドでも北部に位置しており

気候的な心配もありました。

サンタクロースの村で有名なロバニエミより北です。

寒さが半端じゃないのが気がかりでした。


とりあえず、自炊するのは決まっていたので

ドミトリータイプのキャンプ地を定宿に決めました。

時期的にも夏季と冬季の間の閑散期らしく、

宿を選ぶ余地もほぼなし。


今回もアメリカ編と同様に、全食自炊決定。

ですが、ベッドがあるのでマシだし、

10月といえど平均気温は-1度なんで外でのテントは無理だし死亡するよね。


結局、今回も極貧創作旅になる感じが満載が

旅立つ前からありました。


また今回の航空チケット取得サイトが、

本当にチケットを予約できているか不安になり(過去のクレームがすごい)

なんども航空会社とやり取りしたりと

安くすますにはそれなりの労力がかかるなあっと

いつも以上に感じた準備編でした。



つづく
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