北極圏への旅 その2(上海からフィンランド着編)
格安航空券で今回も行く旅。
吉祥航空という、中国の航空会社で
羽田を深夜1時に出発し
乗り換え23時間を上海で待つという、
2日くらいを犠牲にする航空券。
で、初めて使う航空会社で、かつ不安一杯だらけの
上海での乗り換えだったので、最初は、上海空港で
23時間過ごそうと思いました。
しかし、思いのほか、落ち着かない空港だったので
結局仮眠後、上海をぶらつくことにしました。
死んだように仮眠中ですが、実際のところ寝れない。
上海空港
それで、何の情報も仕入れていなかったので
空港内で観光案内のパンフレットを見ているうちに
地下鉄で人民広場まで簡単にいけることがわかったので
まあ行ってみようかっていう感じで地下鉄にのりました。
テロ対策だとおもうんですが、
地下鉄にのるたびに、このような検査場で荷物のチェックを
します。
すげえ不便です。
それでとりあえず向かった先は、現代美術館という場所です。
なんにも目的なかったのですが、
なんとなく行ってみようかって感じで行きました。
ていうか、バカでかいんです。無意味に。
しかもここのエスカレーターが、尋常じゃない高さまで上がるので
途中で転ぶと、必ず死ぬんではないかと思います。
安全対策とかないです。
エスカレーターの上から
博物館から見た景色。
すごく近代化が進んでいて、
博物館近くのBMWホールというところでは、
AKBかけやき坂のコンサートをするらしく
多分1万人くらい入るようなところでしたので
すげえ、秋元先生。って思いました。
それで、地元の人が入るような定食屋さんで
ご飯食べて、まあぶらぶらして空港まで帰ってきました。
トランジットで、このように目的以外の国を
ぶらぶらすることなんてないので、
途中で本来の目的を忘れそうになり
「あれ、中国に来たかったんだっけ?」
と何度も思いました。
思っていたより、中国は楽しめたのですが
そこかしこに軍人さんがライフル持って立っていたり、
大通りに共産党のでかいポスターで建国70周年を祝うやつとか
たくさんはってあって、あんまり気分がいいものではなかったです。
国威や、国民の意識を高める的な感じがガンガンするので
僕は苦手でしたが、日本もオリンピック関連のポスターって
結構、これに近いノリがあると思ったので
日本も、ほぼ中国のような国になっているんだな
というのを痛感しました。
それで、ようやくフィンランド・ヘルシンキへ向けて出発しました。
多分12、3時間のってヘルシンキ到着です。
ヘルシンキ空港は、ヨーロッパのハブ空港ですので
すごく便利でわかりやすい。
それでここから、国内線に乗り換えて
目的地イナリの近くの空港 イバロへ行きます。
イバロ空港
それでようやくイバロにつきました。
しかし、空港へ降り立って、気温の違いとあまりの殺風景な
感じで軽く「やっちまったか。。。」
と不安になったのを覚えています。
つづく