北極圏への旅 その3 イバロ初日編
イバロ空港着後、レンタカーを借りて1日目の宿へチェックインする。
イバロには、ほぼお昼に到着した。
日の入りが17時頃と結構早いので
あまり無理せず、様子見的な感じで一日目を計画する。
レンタカーを借りる際のトラブルを結構経験しているので
慎重にならざるを得ない。
わからないことはしつこく聞く。
また、前もって質問事項は箇条書きにしておく。
車の返却方法や、ガソリンの給油についてとかもろもろ。
今回借りた車は、最新のSUVでびっくり。
アメリカで車種を勝手にランクアップされそうに
なったこともあったのでちょっと驚いたが、
値段の上乗せの話はされなかったから大丈夫だと思った。
また、デポジット(お金を保険代わりに仮で預ける)の返却方法も
聞いておく。今回は車を返した時点で自動的に返ってくるとのことだった。
海外のレンタカーって、おおざっぱに借りて返す感じのところが多いので、
車の傷とかはそれほど神経質にはチェックしない。(多分保険で全部賄われているからだとおもう)
ああ、あとパーキングから出る前に、2,3回左ハンドルになれるために練習する。
結構恥ずかしいけれど、2,3周レンタカー屋の駐車場をぐるぐる回る。
たいがい、一般道に出た瞬間から現地の人達は、
日本よりも早いスピードで車を運転しているから、
自信がない状態で車を走らせるのはとても危ない。
初日だけは、あまりにも現地の気候がわからなく
不安材料も多いので、自炊コテージでの宿を避けて、
安全パイ的にわりと普通のホテルを予約していた。
(というか選択肢がない)
空港からも約30分ほどの近い宿だ。
行ってみたらスキー小屋・的な趣のあるホテルで
サウナがついている。
フィンランドといえば、サウナだそうで、
無口でシャイでかなり内向的といわれる
フィンランドの人達もサウナでは、
コミュニケーションがしやすいとのことであった。
で、サウナは夕方からということで、何事も経験と思い入ったんですが、
ちょっとここでは書けないトラブルに遭遇し軽くトラウマになることになった。
ホテルの脇の川。わりと北海道感ある。
外気は約2度で、完全に防寒仕様に空港で着替えたので、そこまで冷えない。
空気は乾燥しているので清涼感がある。
ホテルの中は、すごいあったかいし。
結局この日は、トランジットの疲れもあって
近くのスーパーマーケットに行くくらいしかできなかった。
でも、初日のスーパーでの買い物を、私は重要視している。
スーパーや食料品店でおおざっぱに、
その国の物価や、食料が手に入りやすいもの、
食品の味の傾向、買い物の仕方、また英語が通じるか
人々の雰囲気、来ているお客さんの年齢層、
などを見て、その国が過ごしやすいかどうかをまず判断する。
町によっても大分違うけれど今回滞在する地方に限っては、
・前情報で冬季の間は、スーパーであっても食料品の補給が絶えたりする。
・物価が高い。
・野菜があまりない
とのことだったので割と自炊に不安があったが
そんな前情報とは裏腹に、なんでもあったのでちょっと安心した。
まあ翌日のイナリはここから、約50kmほど北だけど
そこまで違いはないかなと予測してこの日を終えた。
晩飯は、ビールとポテチと、粉末スープ。
ビールが安くてよかった。
しかも普通にうまい(安いもので日本円で約150円くらい)
水より安い。
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